教育における合理的配慮の必要性

教科書の文章をノートに書きうつし、必要に応じて解釈を書き込み、授業で板書をするという当たり前のように行われる学習法ですが、誰もが簡単にできることではありません。
読み書きに困難を感じるディスレクシアの子どもたちは、日本に約5~8%存在していると言われます。
そのような子どもたちは、文章を読もうにも他の行の文字がかぶって見えたり文章全体が歪んで見えたりしてしまうことが報告されています。
その結果、ノートを用いた学習では知識の定着がしづらく、テストで思ったように点数がとれなくなってしまいます。
知的に遅れがないにもかかわらず得点につながらないディスレクシアの子どもたちは、このような経験から大きな挫折を味わうことになります。
行間が広いノートを用意したり、授業内容の音声録音を許可したりすることで、ディスレクシアの子どもたちの学力向上につながることになります。
子どもたちの学習を妨げない合理的配慮は、当たり前のようになされるべき時代になっています。